お知らせ

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川崎重工業の人共存型双腕スカラロボット『duAro』

2020.01.15

これまでの産業用ロボットは、自動車業界など製品のライフサイクルが長い量産分野を中心に導入が進み、発展してきました。

その一方で、電気・電子業界など製品のライフサイクルが短く、数ヵ月単位でのモデルチェンジを繰り返す分野では、ロボット入への期待があったものの準備期間や費用対効果で自動化が難しいと考えられてきました。

duAroは、こうした分野における産業ロボットの導入を実現すると同時に、機能の高さと低価格の同時実現により、中小企業のものづくり現場への産業用ロボットの導入・活用にも道を拓くものです。

人と『共存』できる

duAroは、人と共存して働くのに必要な機能が備わっています。ロボット本体は、胴体から水平に伸びた2本のアームが対になって動き、人が両腕で行っている作業を、人1人分のスペースに置き換えられます。

アーム部分は柔らかいクッションカバーで覆われ、人に近い左右の領域を「低速動作域」として設定すると、「低速動作域」ではゆっくりと、中心部では高速で動くことが可能です。さらに人との接触を瞬時にとらえ、腕を停止させる「衝突検知機能」を備えるなど、安全策無しで作業者のすぐ横に設置して作業をさせられるのです。

また、ダイレクトティーチング機能タブレット端末による操作・ティーチングなど、簡単にシステムを立ち上げられる実用性の高いロボットにした。ロボット本体とコントローラは、台車一体のパッケージ構造であるため設置や移設がきわめて容易にもなっています。

ロボットの腕の動きを制御する制御システムは、箱形の台車部分の中に組み込まれており、これが生産ラインのどこにでも投入できる柔軟さを実現しております。

製品のライフサイクルが短い分野においても既存の生産ライン構成や設備を変えることなく導入できます。

適用事例


※出展:川崎重工業株式会社 双椀スカラロボットduAro カタログ

協働ロボットは今までの産業ロボットと異なり、価格がお手頃なこと、固定設置の必要がなく、移動可能であること、柔軟に運用可能で汎用性が高いという特徴があります。

製造業だけでなく、ロボットの導入が遅れている三品産業(食品、化粧品、医薬品産業)など、新たな分野への導入が期待されています。

※組立、ネジ締め設備

ちょっと面白い活用事例ですと…

「duaro 似顔絵」の画像検索結果

似顔絵をかいたり~、

お寿司だって作っちゃいます(笑)

ロボットスクール

弊社ではduAroを使用したロボットスクールを行っております。
duAroの操作教育を行っている企業は少ないと思うので、受講をお考えの方はお気軽にお問合せください♪

MIRAI-LABロボットスクールのメリット

弊社のロボットスクールを受講するメリットとして、大きく4つあります。

お客様の希望する日程で受講することが出来る。
実務環境同様の設備が備わっているので役立てられる。
協働ロボット、ハンドリング、スポット溶接など、お客様に合わせてカリキュラムを組むことが出来る。
御社のみでの少人数や、個別での受講ができるのでより満足度が高い。
ティーチングの依頼も受け付けております!

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