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産業用ロボットの価格帯とは?

2025.02.27

皆さんこんにちは

株式会社MIRAI-LABです。

本日の記事は皆さんが気になる「コスト」についてお話したいと思います。

ロボット化をするために想定しておくべきコスト、またコストを見積もるために考えておくと良いことなどを紹介していきます。

ロボット及び設備のコスト規模

ロボット単体ではどれくらいお金がかかるものなのでしょうか?

まず産業用ロボットは基本的に100万円規模でお金がかかってきます。

ロボット単体でも200~400万円程度、サイズや機能によっては500万円以上するものも全然珍しくありません。

逆に産業用につかえるロボットの内100万円もかからないものは稀で、たとえばDOBOTのMG400がこれに該当しますがコンパクトでできることに制限が多いのが実状です。

また産業用ロボットを実際に使う際はロボットだけでなく導入するまでに様々な準備が必要です。

  • ・ロボットに着けるエンドエフェクタ(ハンド等)
  • ・他の装置(加工機、コンベア、専用治具等)
  • ・セットアップやプログラミング作業
  • ・通信の確立と調整作業

以上は一例ですがこれらを合わせると1千万~数千万円程度のコストがかかることは珍しくありません。

また設備によって必要な準備の種類や数が異なってくるため大規模なシステムを構築しようとすると億単位の金額になることもあります。

投資効果をどう考えるか?

このようにロボットに関わる費用は高額になることがわかります。そのため「投資した効果をどのように評価するのか?」というのがとても重要です。

ロボットシステムを必要としている方の多くは生産工場を持っている企業の方々です。そして実際にどのようなメリットがあるのかが気になるところだと思われます。

ロボット化を評価する観点としては

  • ・生産能力の向上
  • ・人件費の削減
  • ・作業者への不可の削減

等ロボット化で得られるメリットを理解しておくとわかりやすいです。

例えば人件費の削減等については

ロボット作業によってその作業に必要な労働力が減ることでどれだけコストメリットがでるのかという見通しを出しやすいです。

他方でロボット化を検討する理由はコストだけではありません。過酷な作業内容によって人手がなかなかかけられない業務などはコストがかかってでも自動化をしなくてはいけないものがあります。

人々が健康で安全な環境で働けるようにするためにロボットに投資をする。このような理由を真剣に考えることも無駄なく投資の効果を出すために大切です。

ロボットの自動化を検討する場合にはこれらを意識して、何のためにロボットの導入が必要なのかを事前に明確化することが重要です。

システムの開発ステップを描く

とはいってもやはり「意外とロボット設備は高い…」と思われた方は多いのではないでしょうか?

ロボット化はしたいけどいきなり大きなお金は出す余裕がないというご相談をお客様から頂くことは多々あります。

しかし、簡単にあきらめる必要はありません。

その場合はロボット化を実現するための道筋をステップに分割することで予算の使い道を調整し実効性のあるプランを立てるという方法があります。

それは

目標設定…何を?

時期…いつまで?

コスト…いくらで?

といった要素を明確にし、今できる範囲で少しずつ投資をするということです。

このような考え方に基づいて「まずは部分的に自動化を始める。」とか「自動化検討の試験からやってみる。」といったことを行いコツコツと自動化を達成していく会社は沢山あります。
見通しを立てたうえで、やれることから手を付ける。というのはロボットに限らず様々な設備投資において重要なことだと思われます。

 

開発、試験、構想から依頼可能

いかがでしたでしょうか?

ロボットシステムというのは消して安くない設備ですので、初めて値段を知って頭を抱えるといった方もいると思われます。

当社は発足当初より「初めて自動化を検討するお客様」に向けて試験的な検討、設備の開発を行ってきました。

お客様の状況を伺った上で我々にできることが無いか検討をしますので、何を、いつまでに、いくらでやるのか?そうした悩みの相談も是非お気軽にご相談いただければ幸いです。

     

     

     

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